お品書き
長粒米(国産)
リゾットやパエリア…ヨーロッパ料理や
チャーハンの仕上がりが劇的に変わる!”和-CHO-RYU-MAI”
国産長粒米は、1キロ、飲食店でご利用の業務用5キロをご用意しております。
日本の食文化を変える『長粒米』
多様化した日本の食卓をより豊かにするお米
伝統的な和食はもちろん、もはや国民食ともいえるカレー、チャーハン。そしてイタリアン、フレンチ、中華、エスニック料理など、日本の食卓は世界でも類を見ないほど多様化しています。でも、こうした料理がいまいちおいしく仕上がらない。
そんな悩みを劇的に解決してくれるのが、”和-CHO-RYU-MAI”(佐賀産ホシユタカ)です。従来の日本のお米ではうまく仕上がらなかったリゾットやパエリア、チャーハン、エスニック料理も、お米を変えれば劇的においしく生まれ変わります。
国産米ならではの優しい香りとかすかなもっちり感を持ちながら、粘りが少ないという長粒米の特性を併せ持つ、“ホシユタカ”をぜひお試しください。
本当においしいごはんを作るには、従来の“短粒米”だけでは不十分
本当においしいチャーハンや海外の料理を作るには“長粒米”の存在が不可欠
日本の食卓で愛されてきたコシヒカリやあきたこまちなどは、「短粒米」と呼ばれるグループのお米です。ふんわりと炊きあがったごはんは白くつややかで、もっちりとした弾力を持ちます。この特性が、日本の食文化を支えてきたと言っても過言ではありません。ところが、世界で食べられているお米はこの「短粒米」だけではありません。
ご存知の方も多いかもしれませんが、日本で食べられるお米と違って細長い形をしていて、粘りが少なくパラパラとした食感の「長粒米」というお米を食べている地域のほうがむしろ多いくらいです。インド、中国、タイなどのアジア各国のほか、ヨーロッパ諸国やアメリカでも、通常はこの細長い「長粒米」が使われています。
ところが日本では、こうした国々の料理を作るときでも、国産の「短粒米」が使われています。お肉の部位や産地にこだわり、調味料は本場のものを使うという方はプロの料理人でも家庭の主婦でも多く見かけますが、主食となるお米については、従来の日本の短粒米や、一部のお店で輸入された長粒米を使うことがほとんどでした。
日本の食卓はもっと豊かに
安心できる国産の長粒米を、国内で安定して供給することができれば、日本の食卓はもっと豊かになる。そんな思いから、米作りに意欲を燃やす佐賀県の農家、試験場、行政、農協、レストランなど多くの方々の協力を得て、日本人に合った、おいしさと食感のバランスがよい国産長粒米ブランドがスタートし、全国の皆さんに召し上がって頂ける環境づくりがスタートしたのです。
外国産の長粒米との違い
長粒米の中で最高級米とされる「バスマティ米(香米)」にはポップコーンのような特有の香りがあり、日本人にはなじみにくいのですが、今回新しく生まれた国産長粒米はそのような独特の香りではなく、普段お茶碗で食べているようないつものお米の香りを持っています。また、お粥にしてものり状にならず、米粒がしっかり残ることから、茶粥用のお米としても役立ちます。
また、研ぎ汁から立ち昇るほのかな甘い香り、炊飯時のツヤも持ち合わせています。長粒米には珍しい旨みや甘味もほのかに感じられ、従来の短粒米のよさと、粘りにくいという長粒米のよさを両立しているのは、この国産長粒米だけが持つ魅力です。
長粒米
チャーハン、カレー、パエリアのほか、ジャンバラヤ、グラチネ、ガパオなど、味付けをして食べる料理に使用される。主食として食べる以外にも、野菜のような感覚でサラダなどに使われることも多い。
主な生産地
インド、中国南部、東南アジア、ブラジル、アメリカ(メキシコ湾岸)、中東諸国など
短粒米
日本を中心に、朝鮮半島、中国東北部、アメリカ(カルフォルニア)などで作られているお米。短くて丸い形をしている。コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれ、さがびよりなどのお米はここに属する。もちもちとした食感や、噛むほどに増す甘味が特徴。
主な生産地
日本、朝鮮半島、中国東北部、アメリカ(カルフォルニア)、オーストラリア、地中海諸国(イタリア、スペイン、エジプト)、ブラジルの一部など
佐賀県の農家、試験場、行政、農協、レストランなど多くの方々の協力を得て、日本人に合った、おいしさと食感のバランスがよい国産長粒米ブランドが生まれました。
長粒米のメリット
- 炊き立てごはんをすぐに炒めてもパラパラになる
- 食感がよい
- 具材、調味料との相性がよい
- 炒める時間が半分から3分の1程度で済む(光熱費節約)
- 一度にたくさん炒められる
向いているもの
洋食・イタリアン・タイ料理・ベトナム料理など
- チャーハン
- リゾット
- グラチネ
- ガパオ
こんなメニューにおすすめ!
- 海南鶏飯(ハイナンチーファン)
- シーフードパエリア
- ジャンバラヤ
- トマトクリームのチーズリゾット
- ライスサラダ
- 蟹クリーミー春巻き
長粒米の炊き方
炒め物には、炊き方は普通のお米と同様の水加減、いつもの炊飯器でOK。
パエリアなどは、極・トリプル精米で高品質に仕上げているので、洗わずそのままご利用ください。
長粒米には、短粒米にないさまざまなメリットがあります
さまざまな具材や調味料との相性がよく、クリーム、チーズ、油を使って炒める料理、和風あんかけなどとろみのあるものによくマッチ。冷たい料理よりも温かい料理によく合います。
特に家庭で作ることの多いチャーハンには、この長粒米が最適です。長粒米なら炊きたてごはんをすぐに炒めてもパラパラになるため、炒めすぎてしまうと、水分が飛んでごはん粒がポップコーンのように跳ねるくらい硬くなってしまうので、炒め時間はいつもよりも半分くらいまで短めに。一度にたくさん炒めることができ、炒める時間が短いため光熱費も節約できます。極上の仕上がりになるだけでなく、手間もグッと抑えられるのです。
長粒米レシピ
五ツ星お米マイスターが選ぶ、日本のごはんが変わる佐賀産ホシユタカを使った「長粒米レシピ集」。
今までの長粒米のイメージを覆す極上の味わいです
「今まで私も、過去に日本で食べた輸入ものの長粒米を食べた時の記憶から、長粒米はおいしくないというイメージを持っていたのですが、中国へお米の講演に行って現地の長粒米を食べたときに、そのイメージは崩れ去りました。現地では、多くの日本人がイメージしているような味気ないパサパサのお米というのではなく、現地の料理に合ったとてもおいしい長粒米が食べられているんです。このお米を日本でも作ることができたら、日本の食卓はもっと豊かになる。そう確信して、佐賀県の農家のみなさんの協力を得て、プロジェクトが始まりました。
日本でもこれだけ本格的に長粒米の栽培が行われるのは初めてのことですから、栽培、精米、すべての工程に使用する機械も、ほぼゼロからのスタートです。
2012年の夏に7つの品種を集めた試験栽培が始まり、2013年の春に品種選定会を行いました。佐賀県を始め、農協(JA)やお米マイスターなどお米のプロが吟味を重ねて選ばれた品種が「ホシユタカ」です。(2014年3月に産地品種銘柄登録)2年以上に渡る長い時間をかけて、これから日本の食卓を変えて行く新しいお米です。
平成25年産より"和CHO-RYU-MAI"の名前で試験的に先行販売を開始。その後、東京都内をはじめとしたイタリアンレストラン等で実際にメニューに取り入れて頂き、全国の皆様に召し上がっていただけるようになりました。
日本の食を豊かにするため、長年かけて作り上げたお米だからこそ、全国のみなさんにこのお米のおいしさを引き出す、ベストの調理法で味わっていただきたい。そう考え、当店の会員の皆様より、試食モニターを兼ねて長粒米レシピを募集し、たくさんのご応募を頂きました。 このように慎重に準備を重ね、2014年12月(平成26年産)、晴れて"ホシユタカ"として本格デビューをいたしました。 国産米ならではの優しい香りと、長粒米のすっきりした食感を併せ持つ、日本生まれの長粒米"ホシユタカ"(和-CHO-RYU-MAI)をぜひお試しください。